ネタ帳の変遷(情報カード、EvernoteそしてScrapbox)

いままでEvernoteに思いついたことやブログのネタになりそうなことのメモを残していたのですが、最近はScrapboxを使っています。

Scrapboxのメリットはページ同士のリンクを簡単に作れることだと思っていて、仕掛けを作っておけば勝手に関連として浮かび上がってくるのでアイデアが埋もれてしまうことが避けられそうな気がしています。

「Evernote Scrapbox」 で雑に検索するだけでも結構な情報が出てくるので、わりと皆同じようなことを考えていらっしゃるようです。

Evernoteにはクリップしておいた記事をオフラインで読めるというメリットがあるので、並行して使っていこうと思います。
PDF等のアップロードもできるので保存用という感じですかね。

のちに消えるおそれのあるページ(増田1とか)はブックマークしてるだけだと読みたいときに読めないことがあるので…。
これは他のアプリでもいいかもしれませんが。

そんなわけでEvernoteの古いメモなどを掘り起こして使えそうなものを移行する作業をしているのですが、これが結構楽しいです。

つぶやこうとして結局どこにも発信していないことや、何かにもやもやしたときに書いたものの残骸を入れてフタをするための「dust_box」というカテゴリがあって、そこに保存されたノートを眺めているのが一番楽しいかもしれません。

書いた本人すら忘れていたような悩みも今となっては笑いながら見ることができるというものです。

情報カード

Evernoteを知る以前は情報カードを使ってPoIC(Pile of Index Cards)というアナログな方法を使っていました。

[https://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/poic/0001]

詳細は上記リンクを参照していただければと思うのですが、簡単に言うと5×3インチサイズのカードにToDoなども含め思いついたことを全て書き出していくという方法です。

今見るとなかなかマニアックな技術ですが、「脳の中のエントロピーを下げる」というのは今でも重要なテーマだと思っています。脳内が見える形になるのは爽快です。

このシステムの難しい点は、カードの入手経路の確保が困難になってきたこと、カードに書き写す作業が割と苦痛であること、大量のカードを管理しなければならないことだと思います。
自分は数百枚使った時点でデジタルな方法に移行しました。

じつは私の中では情報カード自体は今でも現役で、資格試験の勉強用に京大式と呼ばれているB6サイズのカードをノート代わりに使うことがあります。

1つの論点についてまとめるのにこのサイズがちょうど良いのです(司法試験の論点整理カードもだいたいこのサイズのような気がしますが関連は不明)。
ノート1冊使うほど続くかわからないような勉強を始めるときにもおすすめです。

B6版カードの使い方は梅棹忠夫氏の『知的生産の技術』で書かれているとおりです。
それにしてもこの本、出版から50年も経ってるのに新書コーナーで平積みされているのがすごいと思います。

デジタルかアナログか

思い返せば昔から何でもかんでも「書く」ことで頭の整理をしてきたような気がします。

ネタ帳的なものを持ち歩き始めたのは中学生の頃からで、仲の良い子達の間で創作活動がブームになっていて(自分もその影響を受けてシュールな童話を作ったりしていたのですが)、小さいノートと手帳用の小さい筆記具を制服の胸ポケットに入れているのが割と普通のことでした。

創作が物を書くことから絵を描くことにシフトしてからは日記兼設定集&落書きノートに頭の中身を何でも書いていた記憶があります。

 

ただ、こういった物理的なものに書き残してしまうと、どうしても読み返す前に処分してしまう癖があって、仮にのちに役に立つことが書いてあったとしても掘り出されずに消えてしまうということが何度もありました。

誰にも見られたくないという気持ちが無意識に行動に出てしまうのかもしれません。
そのせいで昔のノートの類はまったく残っておらず、今の自分にとっては少し残念な気持ちです。

ネタ帳としての用途であればEvernoteやScrapboxのようなデジタルなツールの方が自分には向いているのかもしれません。

一応、PCやスマホを使えないときのために今でも手帳(バレットジャーナル)を使っていますが。

書いたら忘れて、あとで見返すということが重要なんだなと再認識しました。


  1. はてなのAnonymous Diaryのこと ↩︎